かんみ

今日、先斗町をあるいていると、おねーさんが一人道行く人に


「かんみ、やっています。かんみ、いかがですか。」

とよび声を掛けている。なんだろうと思いながらも通り過ぎてしまったのだが、
「かんみ?」といろいろ考えるがどうも、頭に浮かぶのは、藤山寛美のあの顔しか浮かばない。(その近くに松竹新喜劇のポスターを張っている店があったのでなおさらの事)
結局、連れがなんだろうと聞いてみると「甘味」のこと。普通なら「喫茶」というところであるが、「甘味」とよく聞くと情緒豊かな呼び声に誘われて、店に入る事に。


鴨川を眺めながら、葛きりを頂く事になりました。黒蜜のほのかな甘さが京らしく上品に涼をかんじさせる一品です。


葛きりを

氷に静めた

川床で