[工学] 紙と鉛筆とマウスとディスプレイ(続き)

昨日の記事を書いてから考えてみたのだが、Simulink と Stateflow って明らかに違うモデルを扱っているのだから、編集する画面にもその辺は考慮して欲しいような気がする。ブロック線図を考える時と状態遷移図を考える時の設計の粒度は明らかに違うだろう。現状では状態遷移図をブロック線図に埋め込んでモデルを構築するので、明らかに

粒度:状態遷移図 > ブロック線図

だと思う。
Linux のサーバーの管理なども片手間にやっている関係で、時々エディタとして vi を使う事がある。最近はようやく少しは慣れたが、普段は emacs な私にはあの入力モードとコマンドモードの使い分けはかなり違和感を感じる。しかし、今回の Simulink と Stateflowを連携して使うような場合はこうした考え方で作って欲しかったと思う。少なくとも Stateflow での編集はすぐに親のモデルに反映させるのではなく、コミットしないとシミュレーション時に変更が反映されないようにするとかだと良いと思う。少なくとも Stateflow では状態遷移図の編集は別のStateflow エディターで行い、ブロック線図は見えなくなるのだから、編集中に現状の動作を確認しながらってことも多く、それが叶えば、状態遷移図の編集を考えながらより集中して行えると思う。慣れるまでは少々手間取る事が多くても、慣れれば割りと作業効率の向上が望めると思う。元々、素人さんが使うシステム開発環境でもないのだから、そうした機能があっても悪くは無いと思う。