好きこそ物の上手なれ。

最近、何度か BLOG でも書いているが、Matlab + Simulink での仕事に苦戦している。まー仕事を進める上で我慢もしないと、会社でやって行けないし、それはそれで色々と学べる事も多いと思う。が、うーん、・・・・やはり何が一番もどかしいか。「実力を十二分に発揮できていない。」と思えることであろうか。やはり自分のやりたい事を責任を持ってやる、それでもって社会の利益にも繋がると言うのが仕事のあり方としては理想だと思う。

前の記事 もこんな感じで始まったかな。同じような展開になるが、最近注目している真鍋かをり嬢のブログについてである。あれだけの人気の秘密はなんなのであろうかと思う。やはり他の有名人の BLOG と比べても断然面白い。最近、考えていて思ったのだが、やはり「好きこそ物の上手なれ。」だろう。その辺を ココログの一周年記念に寄せた彼女のコメントが端的に表していると思う。以下に引用してみる。

いやぁめでたい。ココログ1周年ですか。私はココログ歴約半年ですが、その間たくさんのトラックバックをいただき、日本記録まで樹立させてもらいました。来年もよりいっそう力を入れて頑張っちゃいますよー!! んで、作家デビューなんかしちゃったりし、「デビューのきっかけはココログでした」って言えるように、これからも更新していくとです…!!

書き方はさり気ないが、多分に

「作家デビュー」については、本音だろう!!

そう思った。誰だって、就職・転職活動の際には真剣になるものだ。*1 いわいる人生の軌道を決める一大事である。そういう意味で他の有名人との気合の入れ方は全然違うと思う。


そうだ、かをり嬢の表現を借りるなら、ココログは彼女にとってのダーマの神殿へ至る道なんだ。*2

ただそれを肩の力を抜いて、ごく自然に表現できる所が彼女の非凡な所なのであるが。要するに天職なのだろうか。実は私はTVは見ない人なのでよく分からない。しかし作家になったら、案外と中勘助のような透明できれいな文章を書く人になるような気がする。が、デビューは案外コバルト文庫あたりのような気もするな。

そういう意味でプロ野球選手会長古田敦也選手が自分の BLOG で「打倒、眞鍋かをり」と掲げても、それをいつものリズミカルな修辞(レトリック)、お気落な調子(テンポ)と余裕の態度で受け流す辺り、多分に本人も意識はしていないだろうが、文章家「眞鍋かをり」の中の自分自身に対する自信があるのだろう。その辺は大人だなと思う。確かに古田選手も人望が厚いので、トラックバックの数は抜かれるかも知れないが、個人的には無作為であれだけのトラックバックを集めてしまったかをり嬢の方が価値はあると思う。まー、こんな事競っても仕方ない事なんだろう。かたや競技者であり、かたや文筆家*3である。少なくとも、

いや〜、ブログ始めて本当に良かったと実感しますわ。
ブロガー冥利につきる。

と自分で「ブロガー」を名乗っている辺りがやはり単なる有名人ブログとは違うところ。この辺は同じブロガーとして、少し嬉しいところである。トラックバックの意味もよく理解しているようで、

とりあえず今までどおり、変わらず楽しいブログにしようと思ってるんで、飽きずに見てやってください。

というリクエストのようなので、そうする事にしましょう。*4

とりあえず、やはり私も肩の力を抜いて、色々と制約はあるが、自分の好きな道を探してみようか。今のソフトウェア技術者という職も天職と思っているのだから。環境面についてはどんな職業でもいえることだし。・・・・・・

そう言えば、かをり嬢、正月の食中毒から随分回復した模様である。反動的に中華のフルコース制覇、しかしまだ前哨戦をクリアしただけで、本調子ではないようだ。引用するが

・・・・・・<略>・・・・・・・・
次はみんなと赤坂の寿司に行く約束をしました。
楽しみだわっ☆

おいしくものが食べられるって、いいね!!

おそらく、イクラのねたをおいしく平らげて、晴れてリベンジ成功といった所であろう。
戦勝報告を期待しつつ、健闘を祈る。→かをり嬢。

しかし、小説家のジャンルとしては開高 健が近いかもしれないな。・・・

*1:私はいい加減だった気もするが、そのつけを今、払っている所かも知れない。

*2:グラビアアイドルからの転職にはすでに成功した模様だが、そこでの転職の選択肢に次の目標の小説家ってあるのだろうか?

*3:現時点では女優、タレントであるが、いつの日か転職するという予定で考えると

*4:そう言えば、古田選手の所にリンク張ったよという意味で、トラバしてしまった。が。・・・まーいいや。