12月の祝祭。

「心の貧しい人々は、幸いである、天の国はその人たちのものである。
悲しんでいる人たちは、さいわいである、彼らは慰められるであろう。」
(マタイによる福音書5章3、4節) (「山上の垂訓」より)

イルミネーション、プレゼント、パーティ、ご馳走。そう言えば、去年のクリスマスは、そう言ったものから、随分と距離の離れた所にいたと思う。ただ小さなケーキを二つだけ買って、病んだ母親とふたりで寡黙に食べていたかな。しかし案外と天の国は近い所にあったのかもしれない。ただ見のがしてしまったようだけどね。

あれから一年か。今年は多分、悲しむことも、喜ぶことも少ない気もする。なんか、この世にも、あの世でも、天の国は遠いかもしれない。ところでクリスマスってなんですかね?疲れているのかな。私も仙豆は欲しいと思う。

何祝う ただきらびやか 聖夜かな
考葦子。