848 + 1

BLOG の仕組みの特徴として、トラックバックがある。最初はなんだかよく分からなかったが、何回か使ってみたことがあるがそれなりに便利である。コメントとはまた違う感心の寄せ方であり、昔 Xanadu*1 に有った、双方向の色つきリンクの簡易版のような気もする。この BLOG へのトラックバックが今までニ回ほどあった。一つはネット上での知人で、もう一人の人は初めての人で、見て印象に残ったということを知らせてくれたのであろうか。少し嬉しくなった。この BLOG を初めて、トラックバックをもらったのは2回。どうも私はトラックバックにはあまり縁が無いらしい。
最近知ったのだが、今のところ日本で BLOG の一つの記事にカウントされたトラックバックの数の最大値は 848 でその BLOG はhttp://manabekawori.cocolog-nifty.com/blog/http://manabekawori.cocolog-nifty.com/blog/2004/07/tommy_february6.htmlだそうだ。さすがはタレント、人を集める力が違うと思った。また本人が載せためがねの自画像に対する記事のタイトルのつけ方がナイスだと面白いと思った。確かにめがねを使って微妙に Tommy Febrary6 に似せているあたり*2と、「この子、もしかしてコメディアンとして天才かも」と思ってしまう。

しかし、かおり嬢の他の記事と比較してもダントツに多い。個人的には、同じ系統の一発芸的な記事なら、見た瞬間、タイトルのつけ方に大笑いしたhttp://manabekawori.cocolog-nifty.com/blog/2004/11/post.html とか、画像を上手く使って、自分でボケて自分で突っ込んでいるhttp://manabekawori.cocolog-nifty.com/blog/2004/08/____.htmlとか、斬新な視点でのhttp://manabekawori.cocolog-nifty.com/blog/2004/08/_____1.html*3 の方が
ポイントは高いと思うのだが。何故だろうかと思った。

よくよく調べてみると、かおり嬢の BLOG で彼女が自分の画像を上げた最初の記事が、あれだったと言う事らしい。それであれだけのトラックバック*4に成ったようだ。確かに BLOG と言ってもだれかゴーストライタが書いているかも知れないし、あの写真が本人がちゃんと書いていると言う事を初めて証明したと言う事みたいである。なんだかな・・・と思う。が、要は「あんたの BLOG の内容が面白いし、ずっと読むで」と意思表明した人が 848 名。そこまでしなくてもそう思った人が、その何倍もいると言う事だろう。文才があり、感受性が豊かであり、それが広く認められると言う事は、羨ましい物である。いつの日か上質のコメディを演じることがあれば良いのにと思う。

とりあえず私も記録更新に貢献することにしよう。

*1:昔のゲームのそれではない、テッド・ネルソンの考えた方である。

*2:あまり似てしまうとかえって逆効果だし、ポイントを押さえて似せるのがこつ。

*3:もっともこの記事のトラックバックの数も他の記事より2倍近く多いのだが。

*4:かおり嬢の表現を使えば虎場と呼ぶらしい