色と形。

かをり嬢の BLOG に彼女の友達のスタイリストが描いたヘリコプターの絵が載っていた。
が、ちと疑問?さてスタイリスト。要は髪型や服装などのアレンジ・コーディネートを行う職業である。それなりのコーディネートセンスや色彩感覚はあるだろうし、実際のコーディネートでは手を使うと思うが。やはり造型感覚と色彩感覚と言うのは別ものなのだろうか。

元々の脳の視覚野において、色と形を扱う部位は違うのは違うけど、ある程度関連は深いはずだが。しかし絵を描くという行為は、像の想起、形の把握から手の動きまで、かなり複雑なプロセスを経て行われる。やはり運動神経と同じで先天的なものや訓練しないといけない物もあるのだろう。

ただ件のスタイリストに今度は絵の具やクレヨンで何かを書いてもらえば、案外と『芸術は爆発だ』と言った感じで、カンディンスキーも顔負けの素晴らしい抽象画となるかも知れない。モノクロの線だけではなく、色が入ればかなり違った様相になりそうであるが。どうなんだろか。試してみて欲しいところである。→ かをり嬢。