寝る

今日は何曜日だろうか。久々に休みを取って家にいるので、土曜か日曜日かと錯覚してしまう。昼間、学校がにぎやかだったので、今日は平日ということになる。明日からまた会社だ。しばらく働きづめの毎日が続く。だから、もう寝よう。・・・・

最近、会社で眠い。昼休み机でうつぶせて、そのまま目を覚ませば、昼休みは15分前に終わって、周りはすでに仕事を始めていることも時々ある。ただ眠い目をこすりながら仕事をすることに、何の意味があるのか、時々そう思う。ソフトウェアの仕事は、根性や精神論で仕事を進めると、結局、大量のバグをプログラムに埋め込むことになるのだ。今の忙しいのはそんな他人が作った大量のバグの後始末だったりする。

休日の方が仕事がはかどる場合が多い。休日なら、しんどくなったら、あいている会議室や廊下のソファーで、30分ほど昼寝をしてから、作業を再開できる。特に難しい問題にぶち当たったときなどは、そうした方が断然効率がいい。体がしんどいときは素直にしんどいと自分に向き合えるようにしている。周りには、そこで無理をして感情的に落ち着きをなくし、判断ミスをしているケースが多々あるように思う。そんな時、空気が少し痛い。デスマーチとはそんな無理の積み重ねだなと思う。

生活のほとんど全てを仕事に当てたところで、本当に質のいい仕事になるかどうかは定かでない。最近、新聞か何かで、ヨーロッパのホワイトカラーの生産性は日本よりもはるかに高い。しかも、労働時間ははるかに短い。結局、合理的で、仕事に無駄がないからだ。とそんな記事を読んだ。なんか身につまされる。
「疲れた」。「眠い」。「しんどい」・・・死の行軍であっても、わがままを言ってみよう。若干勇気はいるが、もしそこで止まる事ができるなら、出口は案外と近いのかもしれない。