こころ

「秘密」

功介:「やれやれ・・」真琴:「わたしもさ、実はこれからやること決まったんだ。」功介:「へーー、なに?」真琴:「ヒ・ミ・ツ・!」功介:「は?、なんだよそれ。」真琴:「ウフフ・また今度ね!」ANIMESTYLE ARCHIVE 「時をかける少女 絵コンテ∞細田 守…

三脚は足の広げ方でどこにでも立つ事が可能である。

三区分法とは、人間存在を精神・心・肉体に三区分することによって理解する手法のことである。世俗的進行にともなって出現した二区分法とは、精神が弱まって心に包括された結果として、人間存在を心・肉体に二区分して理解する手法のことである。 実際のとこ…

カエラ君

実は、木村カエラのファンである。会社で「芸能人で誰が好き」と聞かれたら、即答でそう答えていた。但し、そう熱心なファンではない。アルバムは買うけど、シングルも買わないし、テレビはあまり見ないので、CM のタイアップ曲もまだ聴いたことがない。忙し…

「魔女おばさん」

■注意事項: 「時をかける少女」(アニメ版)をこれから観ようと思っている人はネタバレな内容も含まれるので注意してください。 ■2006.08.19 09:30 テアトル梅田。 hamlet-r :「あっ、おはよう。」 魔女おばさん :「おはよう、えらい人やね。」 hamlet-r :…

食物連鎖

最近、仕事が忙しくなったせいか、昼食はコンビニの弁当で済ますことが多くなった。ただ弁当選びでもそれなりに大変で、試行錯誤の結果、女性客でにぎわう駅内のコンビニの物を買うようになった。とりあえず、客の多さで質の高さを仮定している。先日、休日…

花葬

先日、知人の葬儀があった。炎天下のちょうど真昼だったが、近所にある公立の墓地公園の管理棟に出向き、告別式に参列した。故人は還暦を迎えたばかりの女性で、以前、色々と世話になったことがある人だった。いわいる女性特有の癌を10年前ほどから患って…

同じ立場

それにしても、露出が少ないバンド ----- 特に地上波TVや一般誌の出演などは皆無に近いのだ。------ がなぜ、今回この雑誌に登場したのか?最後に藤原基央に聞いてみた。 「登場しようと思った理由ですか?・・・・・・いい気分だったからです。すげぇいい…

i

最近、会社でコンサルの人と論議する機会があった。いわいる経営コンサルではなく、人材活用を専門にしたコンサルだと思う。その方から、胸に手を当てながらこう言われた。 「失礼ですが、ハムレット*1さんの文章には「アイ」が足りないと思うんですよね。「…

居場所。

最近、疲れている。多分、疲れている。電車の中で、近所の遊園地でやっている、キャラクターショーの宙吊り広告。 「ぶっちゃけ、サイコぉー」 と三人の女の子が描かれているが、タイトルは 「ふたりはプリキュア、Max Heart」 三人ちゃうんか。!!!・・・…

拙度(2)

若し凡夫の止善の治する所は、是れ止の相、行善の生ずる所は是れ観の相なり。又四禅、四無量心*1は是れ止の相、六行*2は是れ観の相なり。此等皆未だ生死を免れず、すなわち有漏*3を相と為す。国訳一切経、諸宗部三、「摩訶止観」 第三重 第一節 第一項 より…

拙度。(とその基準について)

若し凡夫の止善の治する所は、是れ止の相、行善の生ずる所は是れ観の相なり。又四禅、四無量心*1は是れ止の相、六行*2は是れ観の相なり。此等皆未だ生死を免れず、すなわち有漏*3を相と為す。国訳一切経、諸宗部三、「摩訶止観」 第三重 第一節 第一項 より…

答えの無い問い。

占星術をやっている事について、時々、人からこう言われる 「占いできるんやったら、女の子にもてるで。占い好きな子多いしね。」 少し前に、トップランナーにザンボマスターがゲストで出演していた事があった。*1 Jam のコーナーで「バンドをやっていると、…

塔。

この霧の深い森に迷い込んでから、幾日が過ぎたのだろう。我々はいつか晴れると霧の中を進むうちにいつの間にかこの森に足を踏み入れていたのだ。ほんの目の前しか、視界が利かないこの深い霧の森で、私達は声を出し合い、はぐれないように歩みを進めていた…

助けを乞う

今日の帰りの電車の中で読んていた雑誌にこんな事が書いてあった。 最近の若者は 「help seeking behavier」が苦手だと島先生は言う。「help seeking behavier」とは、何か問題が起こった時、友人や家族などに。打ち明け、助けを求めることだ。「他人に悩み…

お人好し。

ベトナムの南部にニャチャン(NHA TRANG)と言う都市がある。人口約30万人の比較的大きな都市で、ベトナムを代表するリゾート地でもある。このニャチャンの中心地に隆山寺(LONG SON Temple)と言う仏教寺院がある。その本堂の後方の裏手には小高い丘があり…

花を献ずる。

JR 宝塚線の事故の復旧は 6月半ばになりそうである。思った以上に長期化しそうである。知人も何人かあの沿線に居るので最初は随分心配した物だった。*1 2005年05月03日(火)献花台に一時100mの列、JR西社長も初めて訪れる 脱線事故現場南側に置かれた献…

咳(せき)

先週の末より、著しく体調を崩している。何年ぶりだろうか。突然の喘息のような症状である。夜、咳き込んで眠れない。かと言って起きて仕事しようにも、体力をそがれてしまい何も出来ない。パソコンを起動して、エディタに文字を書いていても夜中になると、…

宗教に関する一考察。

いつも、コメントいただいている、くめさんへ。問いに対する答えを書いてみました。 宗教とは:(ハムレットなりの定義です。) (特に死生観に基づく)世界観、人生観、価値観とそれに基づく(その価値観を実現するための)行動基準・行動様式規範の体系。 …

お神酒

バタフライ効果とよく言う。カオス理論でよく説明される、北京の蝶々の羽ばたきがニューヨークに嵐を起すと言うやつである。以前、会社の社内報の冒頭にあった社長メッセージにこの話しを引用して、1人1人の努力もその成果はすぐには見えないし無駄だと思う…

子守唄。

先日の記事にも書いたが、多分ここ半年はかなりのスランプに陥っていると思う。どうやら少し山は抜けたようだけど、去年から今年に掛けての年末年始の頃は最悪だったような気がする。去年の10月ごろだったか、自分で自分の占段を立てた事があるが、出た占段…

はるかぜ。

「萌え」という言葉は本来、晩冬から早春にかけての今の季節のためにあるものである。ちょうど地表に一斉に芽吹き、明るい黄緑が広がっていく様子を萌えと表現したらしい。今では別の意味あいで使われる事が多くなったが、その言葉のもつ語感は案外と保たれ…

職業倫理。

『春秋左氏伝』に曰く、昔、中国の春秋時代、紀元前550年ごろ、斉国において、君主の荘公が重臣の萑杼に殺された。元々好色な暗君であった荘公は萑杼の妻が美人であったのを狙って、不倫を働きかけたのがきっかけらしい。重臣萑杼の権力が強かった事もあり、…

修辞と嘘の境界線。

なんか眠いな。・・・・疲れているからかな。・・・今日は誰だろう、自分は。・・・そう言えば先日、眞鍋かをりさんの BLOG の記事を元ネタに聞き上手である事や、オープンである事について色々と考えてみたけど、「オープンになる」、「自分に正直」といっ…

聞き上手

いつも読んでいる眞鍋かをり嬢のブログに、少し前に彼女が自分のブログについて考えている事を書いていた。読んでみていろいろと参考になるし、ちょうど自分が最近考えていることに、色々とヒントを与えてくれたと思う。以下、彼女の記事への所感を述べなが…

餓え

餓えに苦しい思いをする経験なんて、もう久しく記憶にないな。・・・・・お盆の行事って、今では、田舎に集まって祭壇にお供物を祭って、先祖を招いてというふうになっているね。京都の大文字はその送り火だし。けど、その由来はこんな物語らしいんだ。 モッ…

子ども

よく読んでいる BLOG http://www.idealbreak.jp/nikkei/ を見て思ったことをつれづれなるままに。子どもと接したり、子どもの事について語るのは時として難しいと思う。どこまでを子どもというのか。よく分からない。休日に占い師となって、運命鑑定を行うこ…

ちーちゃん。

先日、人の個性についての記事を書いたが、書いた後に思い出したことがある。 「ちーちゃん、危ないからこっちに寄りなさい。」 若い母親が、子供を路の脇に寄せようと声を掛けていた。聞いた事のある声、見覚えの有る顔。3年程前のことだろうか、ちーちゃ…

個性

先ほど、昨日の新聞を読んでいるとこんな記事があった。 ・・・土井隆義『「個性」を煽られる子供たち』(岩波書店、2004年)は社会が子どもたちに対して、「本当の私」を性急にさがすよう追い立てている病理を鋭く指摘している。「本当の私」に「出会いなさ…

助かるきっかけ

時々、個人的なことについて占星術を使って占段を立てる。先日も母親から頼まれて立てた。「これから私はどうなるん?」と。しかしこう追い詰められた状況では、中々正確な判断が下せない。何が原因でこうなったのか。そこからどうすれば良いのか。全体の流…

無鬼論

人は自分が見たもの、聞いたものについて、その存在を否定されると多分に腹立たしい思いに刈られるであろう。信じられない事、不合理な事、常識から外れた事。大人になって、世間をしり、世渡りが上手になるに付け、人は否定する側に回る可能性が高くなると…